感想いろいろ

・映画『インシテミル』
日曜の一番遅い回だったのでガラガラでしたが、おもしろかったです。
アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』に倣ったクローズド・サークルで発生する殺人事件。素性のわからない人間同士が閉鎖空間に閉じ込められたときにどういうことが起きるのか。小さな疑いに動かされ翻弄される姿は、けっこうリアルです。
推理する暇もないくらいにどんどん事件が起きてかなり怖かったです。というか映画館で見るといちいち驚くね(笑)ずっとドキドキしてました。
わかりやすくてよかったし、出演者も豪華。北大路さんイケメンすぎる。
信じた分だけ信じてもらえるわけでもないのが、人間だなあと感じます。不条理な世界でした。

原作も読みたいなあと思って少しレビューを見たりしたんですけど、映画とはいろいろ違うみたい。主人公の性格とか全然違うし。読みたいなあ。

 

・乾くるみ『イニシエーション・ラブ』
ずいぶん前に買ったもの……
一度読み終わると、この物語は180度違って見えます。
途中でそのトリックを見破ってしまう読者の方もいるようですが、わたしはまんまと騙されたまま最後まで読みました。ミスリードに次ぐミスリード……へんな違和感の原因はこれかー!って、すごくすっきりしました。
物語の分析とかしたい方にはおすすめ。一回読んじゃえばトリックがわかっちゃうんだけど、かなり丁寧に、しかも細かく、実際の時代の流れに沿って書かれているので、しっかり読むだけ面白くなるスルメみたいな作品かな。
忘れたころに読みなおしたい、じゃなくて、覚えてるうちにまた読みたい。

 

・ポケモン映画。セレビィ。シェイミ。
BW熱が冷めやらず、映画借りてきました。つっこみまくりながら見ました。
セレビィの方は大好きなスイクンも出てたので「うおおおおかっけええええ」ってずっと興奮していました。どうでもいいけど闇バンギラスはもっとワルそうにしてて欲しかったー!
スケール的には微妙だったけど、ポケモンたちがとにかくかわいかったし、サトシと一緒に泣いてしまった。

シェイミの方は大好きなギラティナ(以下略)
まぁ尺がないのはわかるし子供向けなのもわかるんだ。でももっと本気出せたはず…!って思うのは大人の勝手な都合ですよね。ごめんなさい。ギラティナが元気でよかったようんうん。いつか大人でもガチで見れるような映画作ってくれないかなあとか思う当たり嫌な大人になってしまったのだな。でもポケモン大好きだーピカピカ。
どうでもいいけどラストでヒカリがパンチラしてて噴いた/(^o^)\注目です
こっちもポケモンたちがとにかくかわいかった。個人的にキャモメが好きすぎます。ああいう休み方してるのかwwww

 

・映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Individual Eleven』
借りてきて見ました。攻殻機動隊のことは知ってたけどちゃんと見るのはこれが初めて。難しかったー
わたしたちの未来を見てるような感じがしました。いたるところにセンスを感じて、もう畏れ多い。この手の話はなんてコメントしたらいいかわからないな。見た人によってきっといろいろな考えを抱くと思う。タチコマがかわいいです。